【放送大学】「物理演習」の難易度、感想など

放送大学

今回は、放送大学の自然と環境コースの専門科目でオンライン授業科目である、『物理演習』について書いていこうと思います。
物理学の基本である「力学」という分野について、とにかく問題を解いていく科目です。
キチンとこなせば物理に関して自分で考える力が身につく良い科目です。

『物理演習』の概要

公式サイトから科目概要を引っ張ってきました。
科目の概要の調べ方はこちらを参考にしてください。

【講義概要】
物理学の根幹をなす「力学」の問題演習を行う。物体の運動や力を数式で表現する方法から始めて、公式に頼らずに、力学の基本的な問題を解く方法を学ぶ。授業では、問題を解くための簡単な説明と例題の解説を行い、それをもとに受講生各自に演習問題を解いてもらう。自分で問題を解くことで、基本法則から数学を利用して現象を理解する物理学の考え方が体得できるだろう。また、物理学の専門科目へ進む人は、本演習で自分で問題を読み解く力を養ってほしい。

この科目は、とにかく「力学」についての問題を解いていく科目です。
高校でやった物理の感じから、微分方程式や積分を使った基本的な物理の問題まで発展していきます。
自分で考えて解き、力をつけて専門科目の『力と運動の物理』にステップアップしたら良いかなと思います。

『物理演習』はどんな人が対象?


まず、高校卒業程度の数学の知識を有していることを前提としています。(三角関数、ベクトル、微分積分が身についていればOK)
導入科目である『初歩からの物理』『物理の世界』の「力学」の部分を理解していることが好ましいですが、高校で物理や数学Ⅲまでしっかりやってきた人はこの科目にいきなり挑戦しても楽しいと思います。
『初歩からの物理』『物理の世界』と同時に受講するのもありです。

『物理演習』の単位取得難易度

『物理演習』はオンライン授業なので、
ふつうの放送授業とは異なり、単位認定試験の代わりに小テストとレポートで評価が行われます。
評価の割合としては、各回の最後にある小テストが30%、中間レポートが20%、期末レポートが50%です。

小テストは何度でも受験できますが、成績に反映されるのは1回目の点数のみなので気を付けてください。
小テストの前の演習問題をしっかりやればそこまで難しくないとは思います。

レポートに関してはしっかりと問題を解く力を身に付けて挑戦しないと、
答えに自信がないとき選択肢がない分苦しいかもしれません。

『物理演習』の感想

手を動かしてたくさん問題を解くことができたので面白かったです。
物理の根幹となる「力学」の力がつく科目なので、放送大学で物理をやる方は受けた方が良い科目です。
また、『物理演習』はオンライン授業科目のため卒業要件的には面接授業と同じと扱われるので、忙しくてスクーリングができない方にも嬉しい科目です。

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